Red Hat Enterprise Linux AS (Taroon Update 9)

この CD-ROM の収録内容は © 1995-2007 Red Hat, Inc. と その他の著作権に帰属します。ディストリビューション規定については、 各ソースパッケージ内のそれぞれの著作権をご覧ください。 Red Hat, Inc. の著作権を持つツールのディストリビューション規定については、 EULA ファイルをご覧ください。

Red Hat と RPM は Red Hat, Inc. の登録商標です。


ディレクトリ構成

Red Hat Enterprise Linux は、インストール CD-ROM 及びソースコード CD-ROM から構成される 7 枚の CD-ROM に収録されています。

最近のシステムならほとんどが 1 番目のインストール CD-ROM で直接インストールを起動できるようになっています。 1 番目のインストール CD-ROM のディレクトリ構成は以下のようになっています。 (/mnt/cdrom は CD-ROM のマウントポイント)


/mnt/cdrom
  |----> RedHat
  |        |----> RPMS         -- バイナリパッケージ
  |        `----> base         -- インストールプロセスで使用される本リリース
  |                               Red Hat Enterprise Linux 情報
  |----> dosutils              -- DOS 用のインストールユーティリティ
  |----> images                -- ブートイメージ及びドライバディスクイメージ
  |----> isolinux              -- CD からの起動に使用するファイル群
  |----> README                -- 本ファイル
  |----> RELEASE-NOTES         -- 本リリース Red Hat Enterprise Linux の
  |                               最新情報
  `----> RPM-GPG-KEY           -- Red Hat からのパッケージ用 GPG 署名
 
    

残りのインストール CD-ROM もインストール CD-ROM 1 と似ていますが、 RedHat サブディレクトリしかありません。

ソースコード CD-ROM のディレクトリ構成はすべて以下のようになります。


/mnt/cdrom
  |----> SRPMS                 -- ソースパッケージ
  `----> RPM-GPG-KEY           -- Red Hat からのパッケージ用 GPG 署名
 
    

NFS、FTP、または HTTP インストール用のインストールツリーを設定する場合は、すべてのインストール CD 上の RedHat ディレクトリから RELEASE-NOTES ファイル及び全ファイルをコピーする必要があります。Linux 及び UNIX システムの場合は、次の手順にしたがって、サーバ上に /target/directory を適切に構築します(ディスク毎に繰り返し)。

  1. CD-ROM を挿入します

  2. mount /mnt/cdrom

  3. cp -a /mnt/cdrom/RedHat /target/directory

  4. cp /mnt/cdrom/RELEASE-NOTES* /target/directory (インストール CD 1 のみ)

  5. umount /mnt/cdrom

インストールを行う

最近は多くのコンピュータが CD-ROM から自動的に起動できます。このようなマシンをご使用の場合は(適切に設定されていること)、ブートディスケットを使わずに Red Hat Enterprise Linux インストール CD-ROM 1 を直接起動させることができます。起動させると、 Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムがスタートしますので、 CD-ROM からシステムをインストールすることができます。

Red Hat Enterprise Linux インストールの開始にブートディスケットを必要とするコンピュータの場合は、 1 イメージファイルまたは複数のイメージファイルを使用して必要なディスケットを作成しなければなりません。 必要となるイメージファイルは images/ ディレクトリ配下にあります。 このディレクトリには次のようなイメージファイルが含まれています。

  • bootdisk.img — プライマリブートディスケットイメージファイル

  • drvblock.img — 追加ブロックデバイスドライバを含むイメージファイル

  • drvnet.img — 追加ネットワークドライバを含むイメージファイル

  • pcmciadd.img — PCMCIA ドライバイメージファイル

bootdisk.img ファイルから作成したディスケットは、 選択するインストール方法に関わらず、 すべてのインストールの起動に使用されます。

また、 CD-ROM やハードディスクを使わずに IDE/ATAPI デバイスのみを使用してインストールを行う場合は、 ドライバディスケットイメージファイルを 1 つまたは複数使用して 1 つまたは複数のドライバディスケットも作成する必要があります。

drvblock.img ファイルから作成されるディスケットは、 インストール中に使用する予定の IDE 以外の何らかの大容量ストレージデバイス (SCSI ディスクや CD-ROM ドライブ)をシステムが持っている場合に必要になります。

drvnet.img ファイルから作成されるディスケットは、 ネットワークベースのインストール方法を使用する場合に必要になります。

pcmciadd.img ファイルから作成されるディスケットは、 インストール中に PCMCIA デバイス (PCMCIA ベースの CD-ROM ドライブまたはネットワークアダプタ)を使用する場合に必要になります。

これらイメージファイルをディスケットに書き込むには、 dosutils/ ディレクトリにある rawrite プログラムを使うか、 Linux 系システムの場合は dd を使用します。 これらのプログラムはイメージファイルの内容をディスケットに転送します。 必要なディスケットを作成したら、 ブートディスケットを挿入してマシンを起動します。

images/ ディレクトリには、boot.iso ファイルが格納されています。 このファイルは ISO イメージで、 Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムを起動するのに使用します。 複数のディスケットを使用せずにネットワークベースのインストールを開始するのに便利です。 boot.iso を使用するには、 そのコンピュータが CD-ROM ドライブからの起動が可能で、 BIOS 設定がそのように設定されていなければなりません。 これを確認したら、 RW (recordable/rewriteable) の CD-ROM に boot.iso を焼き付けます。

ヘルプについて

ウェブにアクセスできる方は、 http://www.redhat.com を参照してください。 特定の事項に関する弊社のメーリングリストは次をご覧ください。

http://www.redhat.com/mailing-lists

ウェブにアクセスできない場合でも、 メインのメーリングリストのサブスクライブが可能です。

サブスクライブするには、 件名に subscribe と記入して taroon-list-request@redhat.com 宛てメールを送信してください。 本文の部分は空白で構いません。

EXPORT CONTROL

As required by U.S. law, user represents and warrants that it: (a) understands that certain of the software are subject to export controls under the U.S. Commerce Departments Export Administration Regulations (EAR); (b) is not located in a prohibited destination country under the EAR or U.S. sanctions regulations (currently Cuba, Iran, Iraq, Libya, North Korea, Sudan and Syria); (c) will not export, re-export, or transfer the software to any prohibited destination, entity, or individual without the necessary export license(s) or authorizations(s) from the U.S. Government; (d) will not use or transfer the software for use in any sensitive nuclear, chemical or biological weapons, or missile technology end-uses unless authorized by the U.S. Government by regulation or specific license; (e) understands and agrees that if it is in the United States and exports or transfers the Software to eligible end users, it will, as required by EAR Section 741.17(e), submit semi-annual reports to the Commerce Departments Bureau of Industry & Security (BIS), which include the name and address (including country) of each transferee; and (f) understands that countries other than the United States may restrict the import, use, or export of encryption products and that it shall be solely responsible for compliance with any such import, use, or export restrictions.