インテル® Fortran には、数値表現に関する詳しい情報を返すいくつかの組み込み関数があります。これらの関数のリストおよび詳細説明は、「Language Reference」(英語) を参照してください。
名前 |
説明 |
引数/関数の型 |
---|---|---|
DIGITS |
DIGITS(x)。x と同じ型のデータの有効桁数を返します。 |
x: Integer または Real |
EPSILON |
EPSILON(x)。1 に加えたときに、x と同じ型のデータで 1 よりも大きい数値を生成する最も小さい正の数を返します。 |
x: Real |
EXPONENT |
EXPONENT(x)。x 表現の指数部を返します。 |
x: Real |
FRACTION |
FRACTION(x)。x 表現の小数部 (仮数部) を返します。 |
x: Real |
HUGE |
HUGE(x)。x 型のデータで表現できる最も大きい数値を返します。 |
x: Integer または Real |
MAXEXPONENT |
MAXEXPONENT(x)。x と同じ型のデータで最も大きい正の 10 進数の指数部を返します。 |
x: Real |
MINEXPONENT |
MINEXPONENT(x)。x と同じ型のデータで最も大きい負の 10 進数の指数部を返します。 |
x: Real |
NEAREST |
NEAREST(x, s)。マシン表現が可能な x に、s の符号の向きで最も近い数値を返します。 |
x: Real s: ゼロではない Real |
PRECISION |
PRECISION(x)。x と同じ型のデータの有効桁数を返します。 |
x: Real または Complex |
RADIX |
RADIX(x)。x と同じ型のデータの基底を返します。 |
x: Integer または Real |
RANGE |
RANGE(x)。x と同じ型のデータで 10 進数の指数範囲を返します。 |
x: Integer、Real または Complex |
RRSPACING |
RRSPACING(x)。x に近い数値に対する相対的な間隔の逆数を返します。 |
x: Real |
SCALE |
SCALE(x, i)。x に 2 の i 乗を掛けます。 |
x: Real |
SET_EXPONENT |
SET_EXPONENT(x,i)。小数部が x で、指数部が i の数値を返します。 |
x: Real |
SPACING |
SPACING(x)。x に近い数値に対する絶対的な間隔を返します。 |
x: Real |
TINY |
TINY(x)。x 型のデータで表現できる最も小さい正の数値を返します。 |
x: Real |