コンパイラーの制限

データの記憶容量、配列の大きさ、および実行ファイルの合計サイズは、システム・パラメーターによって定められている、使用可能なプロセス仮想アドレス空間のサイズによってのみ制限されます。

プログラムのサイズ、コードの複雑さなどの、単一のインテル® Fortran プログラムユニットがもつ制限と、プログラム内の個々の文が持つ制限を以下の表に示します。

言語要素

制限

CALL または関数参照ごとの引数の実数

メモリーの制限に依存

宣言式における関数参照の引数の数

255

配列の次元

7

次元ごとの配列要素数

9,223,372,036,854,775,807 =

2**31-1 (IA-32 アーキテクチャーのシステム)

2**63-1 (インテル® 64 および IA-64 アーキテクチャーのシステム)

および現在のメモリー構成による制限

定数: 文字定数および Hollerith 定数

7198

定数: リスト指定 I/O での入力文字数

2048 文字

継続行数 - 自由形式

行の複雑さと許可される字句トークン数に依存します。

継続行数 - 固定形式

行の複雑さと許可される字句トークン数に依存します。

データおよび I/O を含む DO の入れ子数

7

DO と整構造 IF 文の入れ子 (結合された) 数

256

DO ループのインデックス変数

9,223,372,036,854,775,807= 2**63-1

編集記述子の入れ子数

8

Fortran 文の長さ

2048 文字

Fortran ソース行の長さ

固定形式: 72 文字 (/extend_source が有効な場合は 132 文字)

自由形式: 7200 文字

INCLUDE ファイルの入れ子数

20 レベル

計算型または割り当て型 GOTO リストのラベル数

メモリーの制限に依存

文ごとの字句トークン数

40000

名前付き共通ブロック数

メモリーの制限に依存

配列構造を含む DO の入れ子数

7

入力/出力を含む DO の入れ子数

7

インターフェイス・ブロックの入れ子数

メモリーの制限に依存

DO、IF または CASE 構文の入れ子数

メモリーの制限に依存

括弧形式の入れ子数

メモリーの制限に依存

MIN および MAX への引数の数

メモリーの制限に依存

数値定数の桁数

文の長さによる制限

式中の括弧の入れ子数

メモリーの制限に依存

構造体の入れ子数

30

シンボル名の長さ

63 文字

数値編集記述子のフィールド幅

2**31 - 1

大きなデータ・オブジェクトを処理する際のメモリー制限に関する詳細は、製品のリリースノートを参照してください。