インテル® Visual Fortran は IFMT.MOD という名前のモジュールを提供します。
このモジュールには、下位の Windows* API ルーチンへのインターフェイス文と、これらのルーチンが使用するパラメーターおよび構造体の定義が含まれています。マルチスレッド API ルーチンを使用するすべての Fortran プログラムユニット (プログラム、サブルーチン、関数、またはモジュール) の宣言セクションに、USE IFMT 文を追加する必要があります。
IFMT モジュールのソースコード (IFMT.F90) には、型定義と外部関数宣言が含まれています。これは、マルチスレッド・プロシージャーの引数の呼び出し構文、数、および型に関する引用として利用することができます。
IFWIN.F90 モジュールにはマルチスレッド化に関連した作業をサポートするその他の Windows API (ウィンドウ管理関数など) が含まれています。これは、プログラムで USE IFWIN 文を使用することで利用できるようになります。
Fortran Windows アプリケーションの作成に関する詳細は、「アプリケーションのビルド」の「Windows* アプリケーションの作成」を参照してください。